もしもフロアコーティングが剥がれたら?
どうしましょう!
フロアコーティング剥がれに対しまして、
どのような対応をするのかを、ご案内します。
フロアコーティングが施工後に剥がれる原因は、
密着不良にあります。
密着不良は、フローリング(床材)とコーティング剤の
相性が悪くおこります。
しかし、ここで注意が必要なことがあります。
密着性を高めるために、業者によっては、
サンドペーパー(紙やすり)や、
ポリッシャー(床材研磨機)でフローリング(床材)表面に
敢えて細かい傷を入れる手法を採用している場合があります。
この方法は、後にフローリング(床材)が反ったりと
様々な不具合の懸念が生じるため、当社ではご法度です。
そのようなことがあっては、取り返しがつきません。
フローリング(床材)の特性を活かしたまま
フロアコーティングは実施するべきです。
そのため、密着性が乏しいと判断するフローリング(床材)に
対しましては、当社では施工を実施しておりません。
無理に施工をしてしまうことは、お客様の利益に反します。
さて、話しを戻します。
剥がれが生じたフロアコーティングは、
密着ができていないため、いくら上から何かしても無理です。
要するに密着不良のフロアコーティングは、
剥がすしか方法は無いのです。
どうやって剥がすのか。
それはシンプルにスクレーパーで剥がす以外にありません。
床材ピース毎に、慎重に丁寧に剥がしていきます。
フロアコーティングは、塗膜の耐久性が強いため、
ワックスのように剥離除去ができません。
そのため、床材一枚ずつ丁寧に除去していくほかありません。
上の画像は、床材から剥がした塗膜です。
時間もかなり要します為、戸建住宅全面作業の場合、
剥がし作業に2~3日をいただいてしまうこともあります。
フロアコーティング塗膜の除去が終わると、
ようやく下処理を実施します。
この作業は、人海戦術でもあります。
とにかく、丁寧に進めることが大切です。
密着性の悪かったフロアコーティングを
完全除去し、密着性高き、ナノピークスを施工します。
今回のお客様は、ご在宅中でございました。
また、ワンちゃんもご在宅中であり、
滑らないフロアコーティングのナノピークスが、
抜群に効果を発揮します。
すべての作業が終了し、家具の戻し作業を行い、
フロアコーティング剥がれからの回復作業の
終了です。
フロアコーティングは、施工後が大切です。
職人完全自社施工会社としまして、
施工後の様々な事象や、万が一のケースに対する、
対応力を大切にしております。